ロードバイクの日記

日々の練習と、レース、ライドの感想の備忘メモ

ローラー台で膝痛と解消

タイトルの通りであります。あくまで、今回自分に起こったことと、その回避を備忘として書いておく。
あまり深刻でないため、自分にしか役に立つまい。

発端

ペダルをlookからshimanoに2年ぶりに戻した。その時に起こった事象について。
そもそもlookへ変えたきっかけは、Powertap P1ペダルを使い始めたため、それしか使えないから仕方なく。
見た目ちっちゃいのはスマートでいいなとは思った、上から見てクリートがはみ出てるのはすっきりはしてないよね。
グリップクリートを使っていたが、確かに歩きにくかった。でもクリートカバーを付ければそれは回避できるし、そのおかげでむしろ消耗はshimanoの時より遅かったと思う。
今年頭に、パワーメーターをペダリングモニタに変更し、P1ペダルはオークションで処分した。その際にshimanoに戻ってもよかったのが、クリートセッティングを変更するのも億劫だし、shimanoペダルは比較的重いし、lookのペダルを購入。
keo2max bladeの8Nにした。
8Nは正直あり得ないくらい固定力が軽く、はめるのも外すのも、ほとんど無抵抗な印象。でも、別にもがいたときに外れるわけでもないので、意外と問題なかった。むしろとっさの時に外れやすく、初めてのビンディングにはおススメかもしれない。
んで、文句もなく使っていたが、事故でばっちり逝ってしまい交換と相成った。
さんざ迷った挙句、次のペダルはPD-R9100、デュラエースにした。
まあまあ軽いし、スタックハイト低いし、踏み面広いし、みんなshimanoだし、トップグレードにしては安いしってことで決定。
クリートは、買いに行くのも面倒だし、もう黄色ってこともないかな、でも赤はまだ無理かなってことで、同梱の青でセット。

クリートの付け替え

ここは慎重に事を運ぶべし、ということで。
lookのクリートは、両サイドにセンターを示す印があるので、それをシューズにマークする。ソールに直接描くことはできないので、クリートのギリギリの位置にマスキングテープを張って、そこにボールペンで描いていく。
shimanoのペダルも同様に両サイドにセンターのマークがあるので、それを手掛かりに新クリートに付け替える。
両サイドのセンターマークで前後位置、角度が確定できる。横位置については確定できないのだが、まあもともとQファクター最小になるようにセットしていたので、Qファクター最小側に寄せてセットして、作業完了。
ここで悩んだのが、lookのクリートはマークがペダルに触れる面からソールに触れる面まで引っ張ってあるのだが、shimanoはペダルに触れる面にしかマークがない。はて、ぴったり合わせることができないのである。
仕方がないので、ペダルに触れる面に対して垂直の補助線を引っ張って、シューズにつけたマークと合わせることにした。

ローラーで回してみた

結論から言うと、右膝前側、膝蓋骨より下、脛骨との接続箇所近辺で痛みが出ることになった。
クリートでは遊びが少なくて痛めちゃったか?、あるいは取付位置、角度が悪いのか?
さすがにちょっと焦る。せっかくデュラエースのペダルを買ったのに、使えない!?となるのは、受け入れがたい。だが、ここはあわてず騒がず冷静に分析対処、である。
自分は以前から、膝が痛くなる時は必ずこの箇所が痛くなることはわかっていて、何度となく痛くしている。どんな時痛くなるかもわかっていて、簡単に言うと大腿四頭筋に負荷がかかりすぎたとき発生する。じゃあ、今回もそうだろう。

・スタックハイトが低くなっているからには、サドルも下げないことには帳尻が合わないのに、サドルを下げていない。
・サドルが高いので下死点で足が届かない、ゆえに前乗り状態になり、膝が前に出る。

・取付位置移植の際にの補助線の引き方が悪かったため、クリートが必要以上につま先寄りについてしまっている。
・つま先でふむような格好になり、ペダル軸に対して足が後ろに遷移している

結果として、ペダル軸に対して膝が前に出てかつ足は後退している状態になり、大腿四頭筋ばかり使い、膝関節に負担がかかるダメなスクワット状態でペダリングすることになった、と考えられる。
この仮説が正しいなら、対処法は非常に単純。
クリートを下げる
・サドルを下げる
以上である。
しかして、次の日にその対処をいれてローラーを回したところ案の定痛みもなく、ばっちり。あとは、痛みのない範囲での微調整を追い込んでいけばOK。サドル高さとクリート前後のどちらが支配的な要素なのかが判別ついていないので、そこはわかるとより良いセッティングに近づけるはず。