ロードバイクの日記

日々の練習と、レース、ライドの感想の備忘メモ

Growtac GT-Roller Flex3のスマートトレーナー化

しました。では終わってしまうのでも少し細かく。

■導入

存在は以前からしっていたが、一般販売になったといことで早速注文。お世話になっているショップは取扱店ではなかったのだが、系列店が取り扱いがあるので行けるだろうと言ことで注文、受けてくれた。

待つこと1月あまり、到着の報を受けて即座にご購入。

早速取り付け。もともとの負荷装置を取り付けているネジががっちりだったので、危うく舐めかけてしまったが、無事取り外しクリア。取付も全く悩む要素もなく即完了。

元負荷装置のワイヤーはそのまま留置は邪魔くさいので、その辺に転がっていたワイヤーと入れ替えて、ワイヤーを留置。戻したいときに戻せるようにはしておいた。

スピード計測用のシールを張る。反射率の違いでセンサーが判別ということで、フライホイールの反射状況が整っていないといけないのでは、ということでフライホイールをきれいに掃除。ピカピカにしてシールを張って完了。

■動作確認

usb給電で、5V/2A以上とな。これモバイルバッテリーで行けるのでは?ということで2A以上を給電できるモバイルバッテリーを使って動作確認。期待通り動いた。もちろん推奨ではないので正常ではない動作をしている可能性は否めないが、まあいいだろう。

事前にDLしてあったアプリとペアリング、接続するとファームウェアアップデートが表示される。OTAアップデートってこれまでいい目にあったことがないので、一瞬躊躇するがやらないわけにいかないので、実施。無事数分で完了。よかった。

まわしてみる。アプリからの負荷調整操作は問題なく作動。当たり前の話ではあるが、シュイっとモータで動くのが、なんかうれしい。

センサーの設定をする必要があるということで実施。不可装置の本体ボタンで設定が実行されるのだが、シールが貼ってないところで2回、シールの張ってあるところで2回。しっかりできているかわかないうちに完了。ややわかりにくかった。こういうところは折角なので、アプリから成否を確認しながらできる方がよい。

キャリブレーション

せっかくパワメがあるので、当然キャリブレーションをする。といっても考えることはない。パワメがある場合は、

ウォームアップ>負荷率25%にして、30kmh(アプリ上の数値)で走行>その時のwatttを覚えておく>キャリブレーション画面でBaseの値に入力

でおわり。キャリブレーションという感じはしない。体重、車重を入力しその通りに実施。値を覚えておいて入力。

早速いろいろケイデンス、ギア、負荷率を変えながら正確さをチェック。微妙にぴちっとはそろわない。まあ当たり前か。総じてやや高めに出る傾向があるようになのでBaseを少なめにいじり、大体いいかなと思えるところで終える。

■zwift

さてここからが本番。機能的には、斜度連動でレースやサイクリング、ERGモードでのトレーニング、が主な目的だが果たして期待にかなうものなのか。

結論から言うと、斜度連動はなかなか面白い機能と感じた。面白いというのは画面内の斜度が現実の斜度のときのきつさと一致するわけはない、しかしながらそれと連動して負荷が変動するのはバーチャルライドの味付けとしてはとても有効、ということ。遊びの幅が広がるし、斜度の苦労を他のライダーと共有している一体感を感じることができる(一方的にだが)。

一方で、ERGモードはワークアウト実施の際に選択することができるのだが、これについては今(2018/10/20)の時点では、まだまだなのではないかと思う。公式でも正式に対応してないはず。今後に期待。比較対象はジムのエアロバイク。

■総評

面白いアイテムで、楽しくローラーを回すには良いものだと思った。トレーニング機器としては完全性が下がる(eBoxが分離しているのは、見た目上スマートさが損なわれる、電源が必要になる、負荷コントロールスマホが手元に必要になる)ので、そこはトレードオフになってしまう。

負荷コントローラは対応したサイコンがあれば解決可能、電源はモバイルバッテリーで解決可能、eBoxが中途半端な点は、やや残念。ローラーのフレームのどこかにケーブルと一緒に張り付けてしのぐ予定。

あとはソフトウェアアップデートで、ヴァーチャルライドとパワー計測の機能と精度があがることを期待。