ロードバイクの日記

日々の練習と、レース、ライドの感想の備忘メモ

tacx NEO smartを試す

ローラー台はこれまでgrowtacのGT roller flex3で満足していた。

が、近々新車を買う予定もあり、既存バイクをローラー台に固定するつもり。となるとパワーメーターは移植する予定なのでパワメの無い状態でローラーをすることになる。

これはあり得ない。

ということで、パワーの出るスマートなローラー台を考えた結果、順当にtacx NEO smartをチョイス。可能な範囲で最も良いものを最初から選択するのが、最も安くつくことは経験上わかっているのでね。

なお、GT rollerのスマート化キットが吐くパワー値は、バーチャルライドを楽しむ、ライドのトータルの統計を記録するのには足るが、パワートレーニング実施のための強度管理には適さないかなと思ってる。

■購入

当然海外通販を選択。年末セールのこの時期なので、なおのことです。ドイツの某サイトでポチる。結構早く到着。

170サイズ限界の箱に入ってきて、かなりゴツかった。そして重い。流石です。

解梱、開封、取り出し、重い。腰やってしまいそう。ウェイトやってるのに、なんでこんなに重く感じるか。実はかなり重要なファクター。

■セッティング

スプロケをつける。サクッと完了。

設置場所に持って行って、、、、、、置く。重い。

バイク取り付け。サクッと完了。

水平出し。調整機構がないので下にかまして調整。水平というか、水平になる部分がないので、バイク側の垂直であわせる。

設置場所における、存在感のインパクトを確認。ややかさばる。後端の足の末広がりが鬱陶しい。そしてバイクが乗ってると足を畳めないので、小さくして隅に寄せることはできない。動かすにしても、重量バランスが取りにくいので、両手で持ち上げる必要あり。

つまり、置きっぱで問題ない場所に設置し、片付けない、という運用が必要。

■乗車

zwiftしてみる。流石に素晴らしい。坂での負荷の立ち上がり、路面からの振動再現は面白いだけだが面白いし、静穏性も、振動のなさも最上級。チェーンノイズと、自分の吐息がうるさい。

ペダリングによる車体の揺れに対して、しなっていなしてくれるというところに一番期待してたのだが、、、あれっ?という感じ。GT rollerと比べるつもりはないのだが、他の固定ローラーと比較して、そんなに変わらない気がする。むしろ先日乗ったKICKR smartの方が、違和感がなかったような。。。

■トレーニン

ERGモードで組んだメニューをやってみる。つらい。

インターバルのレスト時のWAT設定がきつめだったのか、ちょっとケイデンスを緩めると必要トルクが瞬時に跳ね上がるので、あっという間に回せなくなる。こんなに容赦ないのか。

まあ、ソフト側(zwift)の設定と制御動作仕様に起因するのかもしれないので、判断は保留。

■まとめ

バーチャルライド機器としては、かなりアップグレードになるなと感じた。楽しさ3割増し、静かでタイヤに起因する振動もないので気兼ねなく楽しめるようになる。すばらしい。

レーニング機器としては、GT rollerと比してそれほどの違いはない。どっちにせよ踏み切れるほどの豪脚でなし。ERGモードの精度が高いのはいいけど、そこは本質ではないんじゃないかな。ペダリングの際の揺れの許容量が一番の違いだが、どっちがいいのかは判断がつかないので評価は保留。

設置面積、動かす時の重さと動かしやすさ、セッティングの簡単さなど、ローラー台自体の性能とは別次元のところで、正直GT rollerの方が使いやすいなぁというのが現時点での判断。

近くどっちかはヤフオクでリリースする。